1 騎乗の動作
前が壁で抜け出せない、又は前が狭くて割り込めない場合でも、何の不利も受けていないように騎乗は馬を追っているアクションを起こす場合があります。つまり一目でわかってしまうような騎手が立ち上がるシーンを見つけるのではなく、騎乗のゴマカシを見つけ出す事がとても重要なのです。
2 スムーズ差
動きたい時に動けない、脚は十分にあるが前が開かない、そんな脚を余すシーンは一日に何度も目にします。もしスムーズな競馬が出来ていればどれだけ前との差を詰められたのかを見極めます。
3 走行進路
いわゆる内々の経済コースを走った馬と、外を走った馬では実際に走った距離は大きく異り、距離損なく内々を走った馬の方がスタミナの消耗が少なくて済みます。つまり外々を走りながら上位争いをした馬は、メンバーに大きく恵まれたか、相当な実力を秘めた馬であり次走も注目の存在となるでしょう。
※上記は一般的な見方のほんの一例です。
レース映像を上手に見るコツは、馬をどれだけ真っ直ぐに走らせるかが騎手の技量とも言われているように、横から見るのではなく馬の正面、つまり縦目線からレースを見る事です。
また、競馬新聞には「前走は○○で不利を受けた」といったコメントを目にする機会がありますが、同じ不利でも大きな不利から小さな不利までと様々な事を忘れないで下さい。
レース映像を見る事は、体力的にも時間的にも決して楽な作業ではありませんが、勝利につながる重要な手掛かりが必ず見つかります。
ワンポイントアドバイス!
競馬ファンの多くが競馬新聞を頼りに予想を組み立てますから、私のようにレース映像を駆使して買い目を組み立てる人間にとっては、情報量の豊富な上級クラスのレースよりも、情報量が貧弱な下級クラスの方が高配当も拾いやすく大きな稼ぎ場の舞台となっております。
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